『Who Moved My Cheese?』

〜スペンサー・ジョンソン の名著より〜

「沸々と悩んでいても仕方がない。」

そんなこと、分かりきっている。だけど、なかなか脳を切り替えられない時がある。
ふと、書店に立ち寄って見たのは、昔から知ってはいたが買わなかった本。

衝動買い。30分ほどで読み切ってしまった。

今、ほしい言葉が書かれていたし、不思議と勇気が湧いてくる。

「また、歩き出そう」と思えるのは、いつも誰かの言葉による。
そんなこともわかりきっているのに、最近は誰かと話すのも本を読むのも時間が無いことにかまけてできていなかった。


↓今、心に響いた言葉を残しておく。 

「ホーは彼をばかにするつもりはなかったが、自分たち二人がどんなに愚かしく見えることかと思うと笑いたくなった。
 出かける用意ができると、彼はいっそう元気が出てきた。ようやく自分を笑う余裕ができ、見切りをつけて、先に進むことができるのだ。
 彼は笑って宣言した。「いよいよ迷路へ出発だ」」

P 39

「変わらなければ 破滅することになる」

P40

「もし恐怖がなかったら 何をするだろう?」

P42

邦題は、『チーズはどこへ消えた?』
で、原本の題は『Who Moved My Cheese?』である。

 原本の題の方が「誰が?」としている点で、自分ではない何者かがチーズを動かしているニュアンスが出ている。

未来は、常に自分の選択による。
そして新しい選択はいつも僕らに恐怖をつきつける。

恐ろしいことなんて、本当はあるか分からないのに。

ただ根拠もなく待ち続けるのは身を滅ぼす。
だから、自ら選択して、進もうと決めた。恐怖なんてないものとして。

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