「反省」と「内省」

 「反省」と「内省」の違い、分かりますか?

はん–せい【反省】

 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。「常に―を怠らない」「一日の行動を―してみる」
 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
「―の色が見られない」「誤ちを素直に―する」

goo辞書より(https://dictionary.goo.ne.jp/word/反省/)

僕自身、何かやらかしてしまった時に「反省しなさい!」と言われた経験があります。
それは、自分の「言動を改めなさい!」といったような意味だったと思います。

ない−せい【内省】

 自分の考えや行動などを深くかえりみること。反省。「過去を―する」
 「内観 (ないかん) 」に同じ。

goo辞書(https://dictionary.goo.ne.jp/word/内省/#jn-162481)

「 内省 の意味に 反省 載ってるやんけ!」というツッコミは無しにして笑
内省には、「改める」がありません。

自分の考えや行動を省みて、どうしてそのような判断を行ったのかを客観的に振り返ることを目的とします。

自分を無理に改めなくてよいのです。

何かやらかしてしまったと感じた時に、よく「反省」して、行動を改めようとしますよね。
そのたびに、「こんなんじゃダメだ!」とか「なんて自分は愚かなのだろう」と自分を責めてしまいそうになります。

しかし、冷静に「内省」して、なぜその時その行動をとったのか、分析してみてください。

そうして、少しずつ自分自身への理解を深めていくことが、成長には大切だと考えています。

「反省」して無理に自分を変えようとしてストレスフルになる前に、
まず「内省」して自分を理解して自分に合った方法で、少しずつ成長していきたい。

選手にもそれを教えていきたいです。

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